■□■ ホテルのコラム(第11回) ■□■
 マナーアップ
 このサイトを立ち上げてこの春で1年になります。
ホテルのマナーを紹介しながら、自分自身もいろいろとマナーについて考えるようになった1年でした。
自分が紹介した内容についてどうこう批評をするつもりはないのですが、とかくマナーというとナイフ・フォークの持ち方やテーブルマナー的要素を大きく取り上げがちでしたが、本当のところはもっと精神的な人間性の部分の向上こそがマナーのアップであると思っています。
 いくらお皿を上手に運べても、笑顔がない、無愛想なサービスマンのサービスはいい気がしません。
ホテルに寄せられるクレームの筆頭は、対応や態度の悪さです。グラスをひっくり返したり、ソースをかけたり、お客様に対して突然発生するアクシデントは注意をしていても完全になくすことは出来ません。しかしその後の対応の良さによって、逆にお客様からほめられるケースもあります。
 ホテルのグレードの向上には、サービスの向上よりホテルスタッフのマナーの向上こそが一番のグレードを上げる近道のような気がします。
2001/1/17

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