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ビールについてのお話!?
今回は、ビールについてどのメーカーが美味しいかというお話ではありません。
ではどんなお話かって申しますとホテルでお客様にお出しするビールにまつわるお話なのです。ホテルというところには、いろいろなお客様が来られますが、中でも各界の著名な方が主催されるパーティーなどには、それこそ多種多様なゲストが来られます。
そんな中で時々あるのが、通常、ホテルでは主として取り扱うビールメーカーが決まっているのですが、そことは違うメーカーや系列会社の役員が出席されるパーティー。こういうパーティーは気を使います。
例えば、そのお客様が主賓で来られる時などはパーティーで取り扱う飲み物すべてが、その会社の製品に変更されたり、主賓でない場合もその方のテーブルだけメーカーが違うなんてこともあります。しかしまだそれぐらいなら問題はないのですが、いろいろなメーカーの方が同席される場合は大変です。あらかじめ席も離れるよう決めてテーブルごとにビールのメーカーを変たり、各社のビールをテーブルに一緒に並べて「お好きなものをどうぞ!」ってしまうこともあります。立食パーティーではどうしてもそうなることが多いのですが、グラスの使い分けも最初だけで、パーティーが始まればグラスにどのビールが入っているかなんて、飲んでる本人も分からなくなったりしてひどいことになります。
しかしこういう場面でも、サービスマンは新しいグラスを充分に用意しておき、新しいものに取り替えます。飲んでるお客様は「もうこのグラスでいいよ。」といって下さるお客様が多いのですが、そこは「どうぞ新しいグラスをお使い下さい。」というのがサービスマン。サービスの仕事にもいろいろあります。 |
2001/1/29 |
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