■□■ ホテルのコラム(第16回) ■□■
 人間工学に基づいた組織の作り方!?Part1
前回に続いて、某ホテルの支配人との会話をご披露!
 このお話は、どうしてこのホテルがこういう建築構造になっているのかという説明から教えて頂いたお話なのです。

支配人「わた○○○(私のこと)。人間の身体を考えてみなぁ!
頭は胴体と違うところにあるやろ。これはものすごく大切なことなんや。
頭は、胴体から離れたところにあって、そこから身体のすべての状態を管理してコントロールしているのや。
寒かったら服を着るし、暑かったら服を脱ぐ。身体の状態に合わせて対応を考え指示をするやろ。」

うん。うん。と納得しながら
私「その通りですよね。」

支配人「そうやけどなぁ、いくら指示を出すといっても、心臓止まれ!って念じて心臓は止まるか?止まらんやろ。
心臓は、脳の命令とは関係なく24時間絶えず身体中に血液を送り込んでいるんや。それをいくら脳の命令でも止めることができないんや。ましてや脳が心臓の変わりに血液を身体中に送り込むことなんか絶対にできない。」

私「それはその通りですね。」

支配人「そうやけど脳の命令で身体を動かすことは出来るやろ。その命令で身体を壊すこともできるし、守ることもできるんや。
そう考えると脳はものすごく大事な役目があるんや。」

支配人「そしたらなぁ、これをホテルに例えたらどうなると思う?」

・・・続く
2001/2/9

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