★☆★年末調整?★☆★ |
年末調整?言葉は聞いたことがありますが、扶養家族がどうのこうの?保険が・・・?私は親の扶養に入っているはずなのですが?・・・イマイチよく分からないという方が結構おられます。
今回は、この年末調整について簡単にお話しましょう。
第1、2回で、毎月引かれる税金は、源泉徴収税額表をもとに、「この給与の額からは、一応これだけの税金を引いて下さい」と企業などに徴収させている税金で、1年間にあなたが支払うべき正しい税額とは違うと言いました。
違うから年末に企業は、従業員の正しい税額の計算を行い、過不足を処理し、従業員の納税額を正しい税額に修正します。そのことを年末調整と言います。覚えておられますか?
この年末調整は誰に対しても企業がしてくれるわけではありません。配ぜん人やパート、アルバイトの方の場合は、特に条件が揃わないと何もしてくれませんので、してくれないからそのままになっていることが結構多いのです。
では、年末調整をしてもらえる人ともらえない人ってどうなっているのでしょう。またしてもらえない人はどうしたらいいのでしょう?
年末調整をしてもらえる人って?
まず「扶養控除等申告書」を提出し、収入が2000万円以下の人で
配ぜん人として一つの会社(ホテル)で1年を通じて勤務をした人
1つに会社(ホテル)に年の途中から年末まで勤務をした人
年の途中で退職し、年収が103万円以下で、それ以後働いていない人
年末調整をしてもらえない人って?
「給与所得者の扶養控除等申告書」を会社に提出していない人
月額表または日額表の乙欄適用者
日額表の丙欄適用者
年の途中の退職者で、その後他の仕事をしている人
配ぜん人の皆さんは、レギュラーで1つのホテルに常備として勤務している人は、年末調整の対象者と言えますが、スポットで複数のホテルに勤務している人は、年末調整の対象外になります。しかし配ぜん人やパート、アルバイトの場合、常勤として働いていても正社員と同じようには処理をしてくれないところもたくさんあります。
会社で年末調整をしてもらえない人はどうするのか?
そういう人は、自分で確定申告をすることによって自分の正しい税金の額で納税することができるようになります。
年末調整をしてもらえる人 ⇒ 年末調整で1年間の正しい税金を納税!
*ただし他に20万円以上の収入がある人⇒ 自分でもう一度、確定申告を!
年末調整をしてもらえない人 ⇒ 自分で確定申告をして正しい税金を納税!
では次回、いよいよ年末調整と確定申告の処理の内容のお話に入りましょう。 |
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