<シャンパン/Champagne>
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シャンパンとは  パリの北東部にシャンパーニュ地方がありますが、正しくは、この地方で取れる発泡性のあるワインのことをシャンパンと呼び、この地方以外の発泡性のあるワインをスパークリングワインと呼びます。

どのように
  作るの?
 まず、シャンパーニュ地方で収穫されたピノ・ノワール、ピノ・ムニエ(黒ブドウ)とピノ・シャルドネ(白ブドウ)の3種類の良質のブドウからジュースを搾り出します。
 シャンパンには、そのジュースの一番しぼりが使われます。
 樽に入れられ、第一の発酵を終えた各ワインをブレンドしてビン詰めし、糖分と酵母を加えて第二の発酵をさせるとビンの中に炭酸ガスが生じてきます。
ガスを閉じ込めて3〜5年熟成させますが、その間にオリをビン口に集める為、逆さにしてビンの頭部を凍結させてビン内のオリの抽出作業を行います。
 オリ抜きされたシャンパンには、リキュール(シロップ)と古酒が加えられますが、原酒とこのシロップの量加減で甘辛度合いが決まります。
 ガス圧は5気圧程になりますので、新しいコルクで密封されると抜けないように針金で上から縛られ、半年ほど熟成させるとシャンパンの完成です。

ドン・ペリって ドン・ペリとは、モエ・エ・シャンドンの高級シャンパンのことです。
正確にはモエ・エ・シャンドン キュヴェ・ドン・ペリニヨンといいます。
ドン・ペリニヨンとは人の名前で、本名ピエール・ペリニヨンというシャンパンの発明者として知られるヴェネディクト派の僧のことです。