<ワイン/Vin/wine その1>
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ワインとは  ブドウを発酵させてつくりますが、黒ブドウのみを使って、果実の皮、種を一緒に発酵させたものが赤ワインとなります。
 黒ブドウと白ブドウを使って果実の皮、種を取り除いた後発酵させると白ワインとなりますし、黒ブドウである程度まで色素を出した後に皮と種を取り除けばロゼワインになります。

ワインの
    良し悪し
 ワインというのはブドウの絞り汁を発酵させるというだけのお酒ですから、原料となるブドウの良し悪しがワインの良し悪しに大きく影響を与えます。
 ブドウの良し悪しは、品種とその年その年の日照時間で決まります。優れた品種は、栽培に適した風土にしか生育しないということと品種や風土が良くても、日照時間に恵まれなかった年のブドウは、高級ワインとはなりません。
 特に最大のワイン大国フランスでは、生産されるワインの銘柄の品質を保証するため、多くの法律で規制をしています。
 中でもワインの品質保証のために生まれた原産地呼称統制法(Appelation d'Origine Controlee)の規定に合格し、ラベルにこの原産地呼称とアパラシオン表示が明記されたワインは、国の認めた上質ワインであるといえるでしょう。