★If 構文を使ったプログラム1!
 
今回からいよいよオプションボタンに関するコードになります。
このコードの中でIf構文というのを使いますが、これはコード記述の中でもっとも使用頻度の高いコード記述方法のひとつになりますので、しっかり覚えるようにしましょう。

  If オプション男.Value = True Then
    Selection.Offset(, 2) = "男"
  Else
    Selection.Offset(, 2) = "女"
  End If

性別を選ぶボタンには、「オプション男」と「オプション女」がありますが、今回はこの2つのボタンのうち「オプション男」の方を利用することにします。
「オプション男」と「オプション女」には、GroupNameというプロパティで「性別」という同一グループであるという設定をしていますので、「オプション男」を選択したら「男」とシートに入力し、選択しなかったら「女」と選択しなさいってことにするわけですね。

ではコードを見ていきましょう!If構文が理解できれば簡単ですよ。


  If オプション男.Value = True Then

まず「オプション男」の値のチェックがオン「True」になっていたら

    Selection.Offset(, 2) = "男"

選択セルの2列横のセルに「男」と入力しなさい!

  Else

チェックがオン「True」でなかったら

    Selection.Offset(, 2) = "女"

選択セルの2列横のセルに「女」と入力しなさい!

  End If

以上終わり

ってことです。


  If 条件式 Then もし条件式が真「正」であれば
      
  ステートメント1(ここに書いたコード)を実行しましょう!

  Else もし条件式が真「正」でなければ

  ステートメント2(ここに書いたコード)を実行しましょう!

  End If 以上でIf構文終わり

 このようにしてIf構文では、条件式が真であればAを実行し、偽であればBを実行するというように、条件式の評価結果によって、実行するステートメント(コード)を切り替えることができるのですね。だから性別が男なら「男」と書き、女なら「女」と書きなさいなんてことができるようになるのです。
とりあえずIf構文の初級講座その1は以上です。


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