★タブ ストリップを使ったメンバーカード コード解説
 

 それでは、コードの解説です。

 'ユーザーフォームを開く時の処理
 Private Sub UserForm_Initialize()
 '"i"を数値型の変数として宣言します。
Dim i As Long
  'タブストリップのページに名前を振り分けます。
  For i = 0 To タブ.Tabs.Count - 1

      タブ.Value = i
      タブ.SelectedItem.Caption = Cells(i + 1, 1).Value

  Next i
  'タブストリップの最初のページを開きます。
  タブ.Value = 0
 End Sub



Private Sub UserForm_Initialize()

これは、もうご存知ですよね。ヘルプには
「オブジェクトが読み込まれたあとで、そのオブジェクトが表示される前に発生します。」なんてよくわからない表現で書いてありますが、要するにフォームが開くときに発生する何をするのかってことです。
.Tabs.Count
これは、タブストリップのページ数になりますから、全部で5ページですね。
これに対してタブストリップのページの値は0から始まりますから、0から4までにしないといけなくなりますので、−1しているというわけですね。
      タブ.Value = i
これでタブストリップの開きたいページを開きます。そして

      タブ.SelectedItem.Caption = Cells(i + 1, 1).Value


これがこの開くときのポイントですね。
タブのページの名前をセルのA列の名前にしてくださいって内容です。

  タブ.Value = 0

最後にタブストリップのページの値を0にするということで、最初のページを開けっていう命令にしました。
 'タブストリップのページを変えたらする処理
 Private Sub タブ_Change()

 '"i"を数値型の変数として宣言します。
 Dim i As Long

 '"i"にタブストリップのページ番号を代入します。0から4まで

 i = タブ.Value

 'テキストボックスにそれぞれ情報を表示させます。

 生年月日.Value = Cells(i + 1, 2)
 住所.Value = Cells(i + 1, 3)

 End Sub

 Private Sub タブ_Change()

次はタブストリップのページを変更したときの処理です。

 i = タブ.Value

これでタブストリップの値(0〜4)を変数「i」に代入しています。
代入された値を元に生年月日と住所をテキストボックスに表示するコードがお次です。
 生年月日.Value = Cells(i + 1, 2)
 住所.Value = Cells(i + 1, 3)


これで解説は終わりです。
簡単でしょ?

このタブストリップとよく似たコントロールに「マルチページ」というのがありますが、これは次回解説します。タブストリップとの違いをしっかり掴んでね!

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