★変数と定数・・・まずは変数から! | |||
プログラムを記述していく上では、この変数というヤツがとても重要な役割を果たしてくれるんですね。そこで今回は変数を中心に、変数の反対の定数についても触れながら勉強していきましょう。 変数・・・いろいろと変化していく値を一時的に記憶させておくための器みたいなもんですね。 定数・・・何か変えるべき事情が起こらない限りは、変化させない値を記憶させる器とでも いっておきましょう では変数から説明していきましょう。 |
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まずシート上にコマンドボタンを2つ用意しました。 プロパティの設定は、Captionに「セルを赤に」「元に戻す」、あとは適当にBackColorやForeColorを変更して下さい。 それぞれのボタンのコードはこんな感じにしましたよ。 |
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Private Sub CommandButton1_Click() ' ←こちらはセルの色を赤色に変えます。 Cells(1, 1).Interior.ColorIndex = 3 Cells(2, 1).Interior.ColorIndex = 3 Cells(3, 1).Interior.ColorIndex = 3 Cells(4, 1).Interior.ColorIndex = 3 Cells(5, 1).Interior.ColorIndex = 3 Cells(6, 1).Interior.ColorIndex = 3 Cells(7, 1).Interior.ColorIndex = 3 Cells(8, 1).Interior.ColorIndex = 3 Cells(9, 1).Interior.ColorIndex = 3 Cells(10, 1).Interior.ColorIndex = 3 End Sub Private Sub CommandButton2_Click() ' ←こちらはセルの色を元に戻します。 Dim これは変数 As Long For これは変数 = 1 To 10 Cells(これは変数, 1).Interior.ColorIndex = 0 Next これは変数 End Sub |
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上の2つのプロシージャーはどちらもセルA1からA10までを順番に赤くしなさい、白くしなさいってことですが、上の方は変数を使わない記述で、下の方は変数を使った記述にしてあります。 。 随分違うでしょ! 変数を使わないと同じ条件で変化していく数字をひとつひとつ書き上げて処理を行わないといけなくなり、とても大変ですよね。 上の記述では、セルが1から10までなので比較的ひとつずつでも良いかって思ってしまう人もいますが、これが1から10000までとかってなるとひとつずつ書くのも無理ですよね。 そんな時に役立つのが、この変数ってやつなんですよ。 下の記述では、変数を日本語で「これは変数」という名前にして登場してきます。 この変数にはFor...Nextステートメントを使って「これは変数」の中に1から10までの数字を順番に入れてちょうだいって命令しています。 これによって上の記述と同じようにセル行が1ずつ下へ降りていくようになるのですね。 記述も見た目もシンプルですっきりしたでしょ。それに処理のスピードだって変わりますよ。 それでは変数にもいろいろ決まりがありますので、それでは順番に見ていきましょう。 |
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