”三河屋”という酒屋さんが多いのはなぜ? |
酒屋さんの中でも”三河屋”と看板を出した店を多く見かけます。東京23区だけでも百軒以上の”三河屋”さんがいます。なぜ”三河屋”さんばかりが多いのでしょう。
江戸の町では、両替問屋からはじまって薪炭商問屋まで、いろいろ同業組合を十個に分けました。これを「十組問屋」と呼び、この中には、当然、お酒、味噌、醤油の調味料を扱う組合もありました。この組合の人たちは、たまたま三河の国(現在の愛知県)の出身者が多かったことから”三河屋”と名乗ったのです。
雑学おもしろ百科(角川文庫)より |
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