■□■配ぜん人の税金講座■□■
★☆★あなたが支払う本当の税額の計算の仕方 配偶者控除編!★☆★
今回は、前回の扶養控除に続いて配偶者控除について説明を致しましょう。
「給与所得の金額」をさらに安くする諸控除の代表格がこの配偶者控除と配偶者特別控除です。

3.配偶者控除と配偶者特別控除
配偶者の年収 配偶者特別控除 配偶者控除 控除合計 扶養に入れる
〜699,999 38万円 38万円 76万円 入れる
700,000〜749,999 33万円 38万円 71万円 入れる
750,000〜799,999 28万円 38万円 66万円 入れる
800,000〜849,999 23万円 38万円 61万円 入れる
850,000〜899,999 18万円 38万円 56万円 入れる
900,000〜949,999 13万円 38万円 51万円 入れる
950,000〜999,999 8万円 38万円 46万円 入れる
1,000,000〜1,029,999 3万円 38万円 41万円 入れる
1,030,000 0円 38万円 38万円 入れる
1,030,001〜1,049,999 38万円 0円 38万円 外れる
1,050,000〜1,099,999 36万円 0円 36万円 外れる
1,100,000〜1,149,999 31万円 0円 31万円 外れる
1,150,000〜1,199,999 26万円 0円 26万円 外れる
1,200,000〜1,249,999 21万円 0円 21万円 外れる
1,250,000〜1,299,999 16万円 0円 16万円 外れる
1,300,000〜1,349,999 11万円 0円 11万円 外れる
1,350,000〜1,399,999 6万円 0円 6万円 外れる
1,400,000〜1,409,999 3万円 0円 3万円 外れる
1,410,000〜 0円 0円 0円 外れる
 自分の配偶者の年間の収入の合計金額が103万円を超えるか超えないかで、配偶者控除の38万円がつくかつかないかが決まります。配偶者控除は、38万円がつくか、つかないかという控除です。
 それに対して配偶者特別控除は、配偶者の年間の収入の合計金額が、0円から141万円の間で控除される金額が変わります。配偶者特別控除は、収入金額によって変動する控除です。
 この二つの配偶者に関する控除を足した控除金額が、配偶者の控除として「給与所得の金額」から引くことができます。上記の表でも分かるように、配偶者の年間収入が70万円未満なら76万円分の控除が受けられるので、大変大きいですよね!
 配偶者に関する控除、理解できました?次回は保険関係の控除の説明です。

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