■□■配ぜん人の住民税と国民健康保険と国民年金講座■□■
★☆★住民票と現住所が違う場合は?★☆★
 配ぜん人の皆さんの多くは、社会保険を適用されずにご自分で国民健康保険と国民年金を支払っていらっしゃると思います。

 このうちの国民年金保険料は月額13300円で、全国一律です。しかし国民健康保険料は、住民税とともに前年の所得を基に計算されますが、地方自治体によって何倍もの差があるところもあるようです。
 なお、住民税についてはどうしようも有りませんが、国民健康保険と国民年金については、収入が無くて納付が困難な場合は、一定の条件を満たすと減免の制度が有ります。この保険料の免除や納付特例を申請しないで放っておくと未納や滞納とみなされ、将来年金を受けるときに痛い目に遭ったり、国民健康保険料を最高2年間までさかのぼって納めなければならなくなったり、延滞金を加算されたりとまったくよいことなしになります。失業や災害、病気など保険料を納めるのが著しく困難な場合には、分割払いが認められることや減免を受けられることなどもありますので、必ず自治体窓口へ相談に行きましょう。  所得税も住民税も国民健康保険も国民年金もいずれも納めるのは国民の義務です。もし自分が間違った手続きをしていたり、どうしていいか分からなかったりしたときは必ず相談窓口に尋ねるとよいでしょう。脱税はいけませんが節税は大いにすべきです。どうぞ納税の仕組みを知って、正しく申告しましょう。

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