■□■ホテルマンの話のネタ■□■
結婚式の三々九度の由来って何? 三々九度の盃(さかずき)は、婚礼の際に新郎新婦が取り交わす夫婦がための盃です。これは三組の盃を用意し、ひとつの盃で三度ずつ酒を注ぎ、新郎新婦は、一盃を一度に飲み干さず、三度に分けて飲みます。つまり三組の盃を三度ずつで三々九度にするわけです。
 この由来は、三は天地人をかたどっためでたい数で、数字を陰と陽に分けると奇数を陽とするため、九はその最上の数であるため、めでたいものとめでたいものを合わせて、この上なくめでたいこととし、三三九度という数字をあわせたものです。
 この風習は江戸時代より一般的に行われるようになったと言われています。

[トップ][前へ][ホテルマンの話のネタへ][次へ]